テラネ考?1

 考察、といいましても二次創作する上で自分でセッティングしないと都合悪いとこが多々あったりするので、そんなことをつらつらかいてます。それなりに、根拠ぽいこともいってますがほぼ妄想です

 さてテラネという町は、「穏やかな田舎町」でスタートしますとそんなとりたてて特色があるわけでもない、ただの宿場町ですよ、という程度の描写なんですよね(*時折旅人が立ち寄る他は、変化のない日々と、緑とが続くのどかな町)。
 ゲーム中の簡易地図でも、テラネの位地は、森と広大な平原?との境目に位置してまして、近くに川が流れ(=水に不自由はしない)霊峰トールがある、くらいしか判断材料はありません。

 建物に関しては木造。というか石造りとは無縁。これって実は珍しい…あまり他の町じゃ見られない傾向で、バイアシオンの建築は木造建築よりはむしろ石造りのほうが多いですよね。これは、テラネの主要な産物が木材だから、という特色と無関係ではないでしょう。(同様に田舎町ということでロストール王国のノーブルがありますが、あそこは藁葺き+石造りです。これは穀倉地帯だというのもあるでしょう。いずれいしても双方文化的には他の都市に比べて後進的ですね)

 そしてその産業は、林業>農業てなとこでしょうか。宿場町とはいっても、そういった客商売が出来てる住人とそうじゃない人間は半々くらいかな、と。木材をアキュリュースにも盛んに輸出している(*酒場の商人のメッセージから)ようですし、町中には木材が放置されてる場所も多いので、そんな風に考えました。

 更には、バイアシオン大陸は大陸を二分する分断の山脈を境に、北のディンガル、南のロストールという具合に国境らしきものが存在するわけなんですけど、これはそのまま気候風土も全く違うものになっているのではないでしょうか。
 少なくともディンガルサイドには、ノーブルのような穀倉地帯の存在は提示されておりませんので、最低限度の食料は賄えるでしょうが、土地が特別肥えているわけではなさそう。(単に周辺に畑の描写がない、という根拠ですが)
 まあただ…気候に関してはかなり大雑把ですし、地形も大雑把なので(笑)さして影響はないのかな…
とはいえ、水源もあり土地もあるにも関わらず、農業がさして発展してない、ということは、逆説的に土地があまり豊かではないのか、と考えることも出来る…という無理矢理こじつけくさいのですがど、私の創作ではそういう前提になっております。それからやはり北方に位置しているってのも関係がありますが…アルノートゥンを除くとそれなりの規模(=地図に記されるほど)の最北の町です。

 気候に関しては、殆ど情報がないのでなんとも言えませんが、エンシャント北部は比較的乾燥していて草原地帯が広がる(※公式設定資料より)とありますので、だいたいアメリカあたり基本に考えればよいのかな。あんなに広くないけど。

 ただこのへんの気候に関しての言及は、マップ移動の際の日程、あれによって実は全部破綻します。4日北上したくらいで気候風土かわってたまるかよ…!と。笑
 まあ、移動手段が一体何なんかもわかりませんけど、まさか自動車だのそんなのがあるわけでなし、せいぜい我々の世界で考えて騎乗移動かな、とは思いますけど、さして起伏がないような土地で、山に囲まれるわけでなし、やっぱりそんなに劇的に変化するとも思えないんですよね。あの日数って何が根拠なんだろう。イベントのときは徒歩だけど、徒歩で歩き回れてしまうってどんだけ狭いんだ…そんな、日本より狭いじゃないか…!このへんの設定の曖昧さ加減は、まあ、しょうがないのかな、って思うんですけど、納得はいかないですね……山越えするにしても平原にしても同じってのも。

 てなわけでグダグダにおわりました(笑)が、次はもうちょっとマシに考察めいたことできるかと。次は町の連中に関しての言及です。



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[06.06.23初出] [09.10.09改稿]